けやき坂クリニック
特集シリーズ
抗老化=アンチエイジングを目指すなら、
まず体重を減量しスリム体型を実現することです。
そのための実際的で役立つ情報を特集します
「痩せられた!」、成功体験者が語るメリット
太め体重(BMI 25以上)の人が、うまく痩せられて目標体重(BMI 22以下)になれた場合、次のような効果が出てくるでしょう。
1)体が非常に軽く、動きが楽になります
2)「若くなりましたね、綺麗になりましたねと、よく言われます」
3)医学データが改善し健康になり、内服薬が減ります
4)・・・・・
日本人は、痩せて健康な民族!?
太ってはダメ、痩せるが一番! 日本人で、昔から健康で長生きした長寿者とは一体どんな人達だったのでしょうか。参考になるような詳しいデータはありませんので、私的に推測してみましょう。
日本人は痩せて健康な民族? 太古の昔、日本民族は痩せていて生存の危機をかいくぐり生き伸びてきました。食料が少なくなっても痩せたまま省エネで生きていける遺伝子を持った民族だそうです。反対に過食で肥満には弱く、太るとすぐ病気になって死んでしまう体質なのです・・・
運動は大切!だが、それで痩せようと思わないこと
運動は減量の次に重要
運動は体重の減量に対してはあまり効果がないとお話しました。しかし、別の意味で運動は大変重要です。運動は、筋・骨格系や自律神経系を適度に刺激し活性化します。また心肺機能も適度に刺激します。全身の血液循環も改善されます。運動のこの効果は何者にも代えられない大切なものであり、・・・
安上がりの健康法。減食で減量ダイエットを
現代の日本人は太りすぎと繰り返し言ってきましたが、患者さんも「分かっているんですが、痩せられないんです」とよく言います。実際痩せるのは大変難しいのは事実です。
「食欲」は生きるために最も基本的な本能的欲望ですから、人間にとって最強の欲望でしょう。この強力な本能的欲望に理性で打ち勝って痩せられるわけですから簡単なわけがありません。・・・
「何を食べたら、痩せられますか?」
当院では体重減量についてその大切さを繰り返し患者さんにお話しします。患者さんもその大切さについてはよく理解して毎日減量の努力を続けていらっしゃいます。しかし大抵はそれほど簡単には減りません。
30分ほどの普通速度の散歩では体重減量効果はあまり得られません。やはり食べ物を減らすこと(減食)が体重減量には最も効果的です。食欲は生物最大の欲望ですから、これを抑えて我慢することは相当の試練となります。特に女性がこの欲望に弱く体重減量の実現がなかなかできません。・・・
脂肪は減らして、筋肉は増量を
食事療法で体重の減量を 当クリニックの患者さんは体重減量には強い関心を持って下さいます。そして多くの方は体重減量に積極的に取り組まれ、目標の減量に成功する方もそれほど珍しくありません。
筋肉量は減らさない! しかし、体重減量で気を付けなければならない大切なことが幾つかあります。その一つに「筋肉は落とさないように気を付けて・・」です。・・・
肥満(BMI>25)からの減量は、男性より女性が苦手
肥満から目標体重まで減量できる人は、女性では極少数
長年の経験の中で私が個人的に強く感じていることですが、太った方(BMI>25)が目標体重まで数か月で減量する場合、男性では時々おられますが、女性では本当に少なく珍しいことです。
多くの方にとって体重減量は厳しいのが現実です。しかし太った方が目標体重までかなり早く減量できる場合、男性ではそこそこ経験します。・・・
運動不足は、肥満より危険?
興味深い研究です。適度の運動が死亡率を減少させることは明らかですが、体重減量よりも効果的であるとの結論は驚きです。
大規模な臨床試験らしいですが、この結論は続報が続くまでもう少し慎重に考えていたほうがよいかもしれません。しかし、一日20分の運動程度で十分な健康効果が期待されるようです。