0289-62-8808
info@keyakizaka.com
メニュー
Home
診療案内
医師の紹介
竹田彩子・消化器
竹田陽介・循環器
竹田佳子・消化器
竹田幸一・循環器
クリニック情報
お知らせ
診療コンセプト
当院の春夏秋冬
当院の沿革
フォトギャラリー
仁三郎塾
病気の情報発信
心臓病ホーム
高血圧ホーム
病気の疑問リスト
病気の疑問リスト2
院長の著書
コラム執筆者
コラム全一覧
コラムを全表示
コラムのホーム
コラムのカテゴリー
心臓病といわれたら
高血圧といわれたら
内科でよくある質問
若々しい健康づくり
けやき坂コラム
おなかのトラブル
健康医学 NEWS
見て美味しい
色彩物語
心臓病コラム一覧
高血圧コラム一覧
見て美味しい一覧
ランキング20
ご挨拶・四季の行事
コラム案内マップ
ようこそ健康!
コラム案内
サイトマップ
求人案内
安定した狭心症のカテーテル治療では15年後の生存率は同じ ◆573
2020年10月25日
竹田幸一
仁三郎塾
,
健康医学NEWS
まとめ:
症状が安定している狭心症や心筋梗塞で、薬の内服のみで治療した人と、薬を内服しながら心臓カテーテル治療(ステント挿入等)もした人を比較した研究結果です。少し古い研究ですが意義は現在も同じだと思います。
最長15年間追跡しても死亡率は両群に差がない結果が示されました。前から危険因子(肥満、高血圧、糖尿病、喫煙など)を十分に抑えれば薬剤単独治療でも心臓カテーテル治療したのと長期予後にあまり差がないと報告されましたが、2,287人という比較的多人数の患者を15年間の長期に追跡しても差がない結果は重要な成果だと思います。
薬剤治療と生活改善で冠危険因子を抑制できて、狭心症や心筋梗塞の症状が安定しているなら、ステント挿入等の心臓カテーテル検査や治療を急がなくても、検査や治療をした時と変わらない長期予後が得られるでしょう。
参考コラム:
◆狭心症をカテーテル検査せずに診断や治療できるか(診断的治療)◆571
海外ジャーナル
安定した虚血性心疾患における経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の長期予後
Sedlis SP,et al.Effect of PCI on Long-Term Survival in Patients with Stable Ischemic Heart Disease. N Engl J Med. 2015 Nov 12;373(20):1937-46.
安定虚血性心疾患の2,287例を対象に至適薬物療法+経皮的冠動脈インターベンション(PCI)と至適薬物療法単独で生存率を比較し、中央値4.6年の追跡では有意差が示されなかった無作為化試験(COURAGE試験)について。
最長15年の延長調査を実施。生存情報が得られたのは1,211例で、死亡率は薬物療法+PCI群 25%、薬物療法単独群 24%と有意差はないことが確認された(調整後ハザード比 1.03;95%CI 0.83-1.21;P=0.76)。
【原文を読む】
New England Journal of Medicine
:
心臓病 狭心症・心筋梗塞
,
薬や検査
Related Posts
◆035 心房細動の抗凝固薬 ワーファリンかプラザキサ(新経口抗凝固薬)か?
2014年6月23日
高血圧 降圧薬で下り過ぎると危険か ◆618
2021年3月2日
ニトロの使い方 狭心症や心不全の治療 ◆562
2020年9月22日
メニュー