50歳、60歳代以上になっても若々しく見える皆さんに共通していることは一体なんでしょうか。
当院の多くの患者さんの経験からその秘密に迫っていこうと思います。”いつまでも若々しく”理由と対策を、ここで皆さんと一緒に考えてみようと思います。
今回はその第一回で、「いつまでも若々しく:何が人を若く見せるのか?」を考えてみたいと思います。
「人は見た目が9割」だそうです。人に対する印象は会って最初の数分で完成するそうです。
その印象を作るのは、話し方や話す内容などではなく、ほとんど見た目だけで決まってしまうようです。
若々しく見えるのも、やはり「見た目が9割」なのでしょう。
若々しく見える、7条件
当院に通院中で50歳~60歳代以上の多くの若々しく見える患者さんの印象から、その共通の特徴を整理してみますと、
1)第一番に、健康である
若さの絶対的な条件でしょう。もし病気があったとしても”健康に見える”ことが大切です。病弱に見えればそれだけで若さが失われます。
2)よい姿勢
まっすぐな姿勢で背筋が伸びていること。特に首や背中が曲がっていないことです。
3)スリムで、ウエストが締まっている
実際にはウエストがそれほど締まっていなくても、胸、ウエスト、ヒップのバランスが良い体型で、お腹が出ていないことが、若く見えるためには大変大切です。
4)身のこなし、歩く速さが早い
機敏な動作です。何をするにも、ノッソリ、モタモタしてないことです。のそのそしていると若々しくありません。
5)顔のタルミが少ない
特に、顔でタルミが少ないこと。顔のタルミが見た目に老化を強く意識させます。薄いシミや小さなシワは多くなければそれほど目立ちません。
6)表情が明るくハツラツ
元気のない表情は、病気や暗い気分を想像させてしまいます。心の活発な意識が表情に表れます。元気な気持ちが大切です。
7)会話のリズム、テンポが速い
若い人は生命力が活発なので、全てのリズムが速く進みます。